こんにちは、画家Gさんの籏山隆志です。
地元愛知県刈谷市を中心に絵の素材探して歩き回ってます。
古民家、古い店舗、工場、神社仏閣、仏像、石像、などなど。
そんな、街歩きの達人の私が、今回は愛知県安城市の観光スポット「丈山苑」を紹介します。
ここ最近、心身共にお疲れ気味のあなた、ここらで癒しが欲しくはありませんか。
そんなあなたに、少しでも参考になれば幸いです。
ぜひ、最後までお付き合いして下さい。
愛知県の観光は何もない?
んなことない!一見の価値あり。
紅葉の名所、安城市「丈山苑」
ちなみに「丈山苑」とは、
・江戸時代初期の武士、文人として名高い
石川丈山(いしかわじょうざん)の生誕地に再現したもの
・石川丈山は、碧海郡泉郷(現在の安城市和泉町)の生まれで、
後半生は京都に立てた「詩仙堂」(しせんどう)ですごしました。
・その京都「詩仙堂」をイメージして造られ、
平成8年5月に、ここ安城市和泉町に開苑されました。
まあそんなんで、当たり前ですが、
古都京都を思わせる風情と趣がとーっても色濃く出ています。
特に紅葉の季節は、「丈山苑」全体が赤や黄色に彩られトリハダが立つほど目にも鮮やかな景色を披露してくれます。
23号線をひた走って、
最近はナビがあるので近くまでは比較的楽に行けます。
国道23号線の「和泉I.C」を降りてから「丈山苑」の駐車場まで狭い道もあるので注意が必要です。
少し手前に「丈山文庫」という施設がありますが、
間違えてこちらに入ってしまわない様にして下さい。
ちなみに、9時~16時30分まで入苑でき、
「丈山苑」自体は17時まで営業してます。
閑静な住宅街のなかにあり、
なんと!ほとんど人ん家のまん前。
\(◎o◎)/!
「こんなところにあるのっ!?」
っていう感じです。
入口の門を入ると右手に竹林、左手に小川が流れていて、ちょうど紅葉のシーズンなんでその水面を真っ赤に色付いたモミジの葉っぱが流れて行く。
なんだか、旅行会社の観光案内動画をみてるみたい。
20メートル程歩くと頭上に架け橋があってその左手に古風な建物の休憩所があり、ここで入場の受け付けをしてくれます。
入場料金だけなら100円!(料金は変更されている可能性があるので、詳細は「丈山苑」に直接お問い合わせください)
TEL 0566-92-7780
日曜日 9:00~17:00
月曜日 定休日(祝日の場合は開苑)
火曜日から土曜日 9:00~17:00
年末年始(12月28日~1月4日
受け付けでお金払って呈茶券?ドリンク券?を受け取っていざ中へ。
外から見渡しても和風テイストたっぷりなんで否が応でも期待が高まります。
愛知県の観光は何もない?
開放感タップリで癒されます。
安城市「丈山苑」
私は、京都「詩仙堂」が実際どんな所か知らないので「詩仙堂」公式サイトととの比較になりますが、建物の作りや庭園の作りは「詩仙堂」とほとんど同じように感じます。
そりゃ、細かいツッコミいれ始めたら違う所なんざ幾らでも出てくるでしょうが、そんなのは、無粋というものです。
どこかのテーマパークの上っ面だけ真似をしたものとは次元が違います。
庭師さん?造園師さん?達の一庭入魂の匠の技を「丈山苑」のありとあらゆる所で見ることが出来ます。
ここまで粋な作りじゃありませんが、
私の田舎のじーちゃん、ばーちゃんの家がこんな感じの作りをしてます。
各部屋に沿うように廊下が走り、その廊下の向こう側に小さな庭がある。
今日あたりからぐっと気温が下がって寒くなりました。
「丈山苑」に着いたときは15:00頃でしたが、その時の最高気温はここ安城市で気温9度。
そりゃあまあ東北や北海道の人達からすれば、9度なんてマシなほうかも知れませんが?
開放感タップリの開けた室内からは、
紅葉の時期ならではの、赤や黄色、緑の木々が織り成す美しい景色が望めます。
ただこの開放感のおかげで寒いっっっす!
Σ(T▽T;)
室内には暖房装置はありません、あったとしても画像をご覧になればわかりますが、おそらく役に立たちません。
なので寒い時期に行く時は寒さ対策を万全にして行きましょう。
ではでは、お待たせしました。
抹茶と柚子ダンゴの食リポをお届けします。
癒しの極み?!紅葉を眺めながら
「抹茶と柚子ダンゴ」
左が抹茶、右が柚子ダンゴ.
この抹茶のグリーンと柚子ダンゴのほんのりオレンジがかった黄色、
その二つを盛った、紅葉と木立をイメージした粋な器。
ここ「丈山苑」の雰囲気にバッチリ合ってます。
写真なんぞ撮ってるのがもどかしく、早速いただきました。
このダンゴ、外はモッチリ、中身は白あんでシットリ。
添えらたフォーク?これ何て言うの?名前がわからん。
で、サックリいくとスッゴい柚子の香り、
一口ほお張ると、外のモッチリ皮となかのシットリ白あんが絶妙のハーモニーを醸し出します。
ここで抹茶を一口、割と甘味をおさえたダンゴと、
抹茶のほどよい苦味のバランスがとてもよく、これまた格別!(一個じゃもの足りんまへん)
これ、ブラックコーヒーでもイケるかもって思いましたが、やっぱりここはお茶です。
洋風な飲み物では、今一つマッチしません。
抹茶も良いですが、少し濃いめにいれた緑茶もいいですね。
このダンゴと抹茶の組み合わせ考えた和菓子職人さん、天才です。o(^o^)o
日本人に生まれて良かった~。
この記事から味が伝わらないのが残念ですが、そこはそれ、実際に訪れて味わってみて下さい。(*^^*)
では、今回のまとめとして
愛知県の観光は何もない?
安城市「丈山苑」があります。
まとめ
●愛知県安城市の観光スポット
「丈山苑」とは、
・江戸時代初期の武士、文人として名高い
石川丈山(いしかわじょうざん)の生誕地に再現したもの
・石川丈山は、碧海郡泉郷(現在の安城市和泉町)の生まれで、後半生は京都に立てた
「詩仙堂」(しせんどう)で過ごしました。
・その京都「詩仙堂」をイメージして造られ、平成8年5月に、ここ安城市和泉町に開苑されました。
●〒444-1221
愛知県安城市和泉町中本郷180-1
●日曜日 9:00~17:00
月曜日 定休日(祝日の場合は開苑)
火曜日から土曜日 9:00~17:00
年末年始(12月28日~1月4日)
●建物に入場する場合
一般¥100
団体(10人以上) ¥80
中学生以下 無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、ご提示でご本人と介護者1名が半額(¥50)になります。
●呈茶料(抹茶&柚子ダンゴ) ¥350
●部屋の専用利用
有料です。詳しくは「丈山苑」まで思い合わせ下さい。
●交通のご案内
あんくるバス(市内循環バス)
南武線「和泉丈山苑」下車徒歩3分
JR安城駅から車で15分
JR三河安城駅から車で15分
●駐車場(無料)60台
(以上の内容は2020年のものであり、変更されている可能性もあるので、Webサイトで確認して頂くか、若しくは「丈山苑」に直接お問い合わせ下さい)
●TEL 0566-92-7780
日々の喧騒や多忙に紛れ、最近なにかとお疲れぎみのあなた、心身ともに癒しが欲しいと思ったら、ぜひ愛知県安城市の観光スポット「丈山苑」を訪れてみて下さい。
石川丈山のごとく、移ろい行く風をその身に感じながら、ココロ静かに佇み、一服の茶を味わえば、癒されること間違いありません。
どうも最後までお付き合いして頂きありがとうございました。
では、また別のところでお会いしましょう。