今回は、絵の素材を探して町歩記っ(まちあるき)です。
愛知県西尾市にある「常福寺」さんと、境内に建てられている大仏像をご紹介します。
・「なんじゃこりゃー」ってビックリしたい
・休日の観光とか遊びに行くとこがマンネリ気味になってる
・チョット風変わりで穴場的な観光スポットを探している
てな感じっ!でもって大仏像だけじゃなくて他にも見所イッパイです。
ではでは、楽しんでって下さいな。
「常福寺」の周辺には、三河工芸ガラス美術館や一色さかな広場などの観光スポットがあります。お時間があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
更に、様々なジャンルの飲食が楽しめるところがあります。
※情報提供はBingより。
2023年10月時点での情報です。
この記事で情報の保証をしていませんので、必ずご自身で確認して下さい。↓
ご当地グルメをお探しでしたら、一色産うなぎやスガキヤシャオ西尾店がおすすめです。
一色産うなぎは、養鰻場が多い一色地区で水揚げされた新鮮なうなぎを味わえます。
スガキヤシャオ西尾店は、愛知県発祥のハンバーガーチェーン店で、こだわりの野菜やソースが自慢です。
洋食やカフェがお好きでしたら、茶房茶遊やコメダ珈琲西尾今川店がおすすめです。
茶房茶遊は、稲葉醸造有限会社の敷地内にあるおしゃれなカフェで、ステーキやカレーなどの洋食メニューが充実しています。
コメダ珈琲西尾今川店は、落ち着いた雰囲気のカフェで、コーヒーやシロノワールなどのスイーツが人気です。
中華料理や海鮮料理がお好きでしたら、中国菜館味味や一色さかな広場がおすすめです。
中国菜館味味は、本格的な中華料理をリーズナブルに楽しめるレストランで、担々麺や餃子などが美味しいです。
一色さかな広場は、三河湾に面した海鮮市場で、新鮮な魚介類や矢作川水系の清らかな水で育った川魚を買って食べることができます。
いかがでしょうか?周辺には他にも美味しいレストランがたくさんありますので、ぜひ探してみてください。
↓この記事を書いたのは↓
60歳からプロの画家をしている画家Gさんこと籏山 隆志です。
複業でサラリーマンやりながらの活動で、突っ走ってます。
あんまし激走できやしません。
そんな緩走(ゆるそう)画家人生の中で、壁にぶち当たったり、泥沼の中に落っこちたり、あがいて、もがいて、のたうち回りながらでも乗り越えてきたことや絵に関することをお伝えします。
!が付くこと間違いなし!
大仏像の造形は必見っ!
場所とアクセス方法です
・連絡先:0563-59-7549(「常福寺」直通)
・お問い合わせ:0563-57-7840(西尾観光案内所)
・所在地:〒444-0321 西尾市刈宿町出口50
・駐車場無料:10台
・入場料無料
愛知県西尾市「常福寺」へ車を使ってのアクセス方法を、3つのルートから提案します。
提案のスタート地点は、以下のとおりです。
- ルート1:名古屋市中心部
- ルート2:岡崎市中心部
- ルート3:刈谷市中心部
ルート1:名古屋から約46分
- 名古屋市中心部から、名古屋高速2号東海線→知多半島道路→国道247号経由で「常福寺」へ向かいます。
- 知多半島道路「半田IC」を降りて、国道247号を蒲郡方面へ約50分。
- 国道247号「寺津大明神」交差点を右折して「常福寺」へ到着です。
- 名古屋高速2号東海線は通行料金が発生しますので、注意が必要です。
ルート2:岡崎から約43分
- 岡崎市中心部から、名豊道路→国道23号→県道308号経由で「常福寺」へ向かいます。
- 名豊道路「藤井IC」を降りて、県道308号を西尾市街方面へ約40分。
- 県道308号「刈宿」交差点を左折して「常福寺」へ到着です。
ルート3:刈谷から約47分
- 刈谷市中心部から、刈谷環状線→県道48号→国道419号→国道247号経由で「常福寺」へ向かいます。
- 国道419号「高浜高架橋」を通過して、国道247号を蒲郡方面へ約40分。
- 国道247号「寺津大明神」交差点を右折して「常福寺」へ到着です。
公共交通機関を使っての「常福寺」へのアクセス
「常福寺」への公共交通機関でのアクセスは、バスが便利です。
- 名古屋駅から、JR東海バスで西尾駅へ。
- 西尾駅から、西尾市コミュニティバス「一色線」で「刈宿」バス停下車。
- 「常福寺」までは徒歩約10分です。
※「常福寺」へのアクセスは、基本的に車でのアクセスが便利です。
👇とうちゃんのおでかけ動画【名古屋発の観光案内】より引用させていただいてます。

おいおい読み方間違ってんぞ!
こりゃ「だいぶつ」って読むんだよ。
そだね~、大抵は「だいぶつ」だよね。
だけどここ「常福寺」では、親しみを込めて「おおぼとけ」さんって呼ばれてるんだよ。

仏様をずいぶん軽く扱ってるって?
大仏様を軽く扱ってるって言ったら、
そらあなたこちらでしょ?
愛知県観光の穴場!名古屋市にある「桃巌寺」チョット不思議なパワースポット
本来神様仏様って天界におられて下界に住むわれわれ人間とは一線を引く存在であると言われてますよね。
崇高(すうこう)な存在で近寄りがたい存在であるとされてますが、
あまりにも行き過ぎの感があるのも事実。
だって、崇(あが)められてる神様仏様ってその昔は人間だったでしょ。
日本の最高神と言われている天照大神(アマテラスオオミカミ)は一時引きこもりだったりしてます。
でもって、
仏様の頂点に存在している仏陀(ブッダ)は病気の身体に鞭打って這うようにして仏の心を説いてまわってます。
ヤマタノオロチを退治した須佐之男命(すさのおのみこと)なんざ、
天界での乱暴狼藉が過ぎたんですねー。
だもんだからバツとして神としての力を全部剥奪(はくだつ)されて、
ヤマタノオロチと闘ったりしてんですよ。
天照大神や仏陀に限らず、神様仏様それぞれに強烈な挫折体験があるんだなこれが。
で、そんなこんなを乗り越えて今の神仏の姿があります。
その辺のところは日本の神話等を読んでみてください。
この「常福寺」のおおぼとけさんは下界の私ら人間に親しみを込めて接してもらうために、あえて天界からわれわれの立ち位置まで降りて来ていただいたのでは。
天界にずーっと留まっておられては私ら人間は手が届きません。

このおおぼとけさんは、昭和の大典(昭和天皇の即位記念)を記念して1928年に建立された大仏像で「刈宿のおおぼとけ」とも呼ばれてます。
赤?っぽい色に塗られていて赤銅色(しゃくどういろ)に見えるんで、最初に目にすると
なな、なんと!銅で造られてんじゃん!!
んなわけあるかーっ!
銅でこんなデッカイもん造ったらお金かかってたまらんがね
はいはい!
てなわけでコンクリート製ね
おおぼとけさんは、
・露座(ろざ)からの高さが7メートル
・全高は14メートル
・露座ってのは屋根の無い座るところ
・おおぼとけさんが直接座ってるのが蓮華座(れんげざ)
てな感じ、次っ!おおぼとけさんを後ろ攻めっ!
おいおい、仏様に向かってなんつー表現してんだよ。アホかGさんわっ!!
ああっ、もうっ、Gさんに任せとくと表現が下品になってダメだこりゃ。
んな訳で仏様を後ろから拝覧ね。

おおっ!なんと素晴らしい造形っ!!
屋外に建立された大仏像には珍しく光背(こうはい)【注】を付けられておられます。
【注】光背(こうはい)
仏像の背後に付ける光明を表現した装飾で、神様、仏様から発せられる後光を造形的にあらわしたもので、ようするにオーラね。
悟りを開いた貴い方は、光り輝いているということを具現化したものです。
大仏像を作るだけでも大変だったと思うのに、
更に手間とお金がかかる光背をつけたものは極めて珍しいです。
この光背だけでも必見の価値ありっ!
更に、これが挙身光(きょしんこう)【注 2】になっていること。
【注 2】挙身光
頭の部分が頭光(ずこう)で、体の部分が身光(しんこう)です。
でもって、この両方が重なったもの。
挙身光もしくは二重光背(にじゅうこうはい)と言う。
大仏像を覆う挙身光とか宝珠(ほうじゅ)を形どった宝珠光背!
模様の細工も細かくて、すんげー手がかかってますな。
う~ん、
私のような煩悩、物欲のカタマリ人間には眩しくてとても拝めませんがな
こんなにデカくて立派なものとは思ってなかったよ
もっとチンマリした石仏かと思っとった
このおおぼとけさんは昭和初期に海難者の冥福を弔うのと、
漁師の安全を祈願して建立されました。
漁師の安全ってあるけど、
それだけじゃなくてここ西尾市の皆さんを見守っておられるんだと思います。
では次の章でおおぼとけさんの座る蓮華座の下、
その中がどうなっているのかご案内します。
穴が大好きなあなた!ぜひ入って見てね♡
おおぼとけさん、蓮華座の下はどうなってんの?
このおおぼとけさんの座る蓮華座の台座、
後方にぐるっと回ると扉があり中に入ることができます。
住職さん曰く、
閉まっとたら勝手に開けて入って下さい
とのことでした。
(でもまあ、入っても良いかどうか聞いた方が良いかもです)
👇後の入口

でもって、中にはいると

阿弥陀如来(あみだにょらい)が祭られてます。
この左右の壁にも入り口があっておおぼとけさんの左右の脚の下あたりに行けます。
大仏像の光背とか胎内めぐりとか、
観光スポットとしても相当な潜在能力を持ってますねー。
ここ愛知県の観光スポットには、この他にも大仏像を有するお寺、公園が8ヵ所あります。
それらは、また別の記事でご紹介します。
おおっ!よっしゃっ‼いーもん見してもらったーっ。んじゃ帰るか
ガーッッッ!ちょっと待てやーっ!!
💦はいはい、そこのあなたちょっとお待ちを・・・ここにお座りになられてるおおぼとけさん、あくまで脇役?です。
なんつっても主役はお寺さんなんだねー。
てなことで次いきます。
この仏様方が祀られている「常福寺」さんとはどんなお寺なのかお伝えします。
本堂に指定文化財あり!
西尾市「常福寺」その確かな由緒!
👇寺社標です。裏側に由緒が書き彫られています。

ザックリと解説します。
愛知県西尾市にある「常福寺」さんは、
・長徳(ちょうとく)【注 1】年中に
・源満国(みなもとのみつくに)が
・母親の菩提(ぼだい)【注 2】のために建てた
・天台宗(てんだいしゅう)寺院が始まりである
・現在は浄土宗西山深草派(じょうどしゅうせいざんふかくさは)に属している
・本堂には平安時代の不動明王立像(市指定文化財)が安置されている
・吉良西国十三番、海岸大師五十五番の札所になり
・三河(旧)新四国第二十七番札所でもある
※一部は2020年時点の情報で最新のものとは異なる場合があります。
【注 1】平安中期、一条天皇の時の年号で(995年2月22日~999年1月13日)
【注 2】死後の冥福(めいふく)で、冥福ってのは死後の幸福。
↓「常福寺」本堂

てな訳でおおぼとけさんばっかし注目するんじゃなくて、
参拝させていただくお寺の事をもっとアピールしてもよくね?
こんだけ由緒正しいお寺なんだからモッタイないよね!
てな訳で、今回のまとめとしておきます
まとめ
おおぼとけさん
・昭和の大典(昭和天皇の即位記念)を記念して建立された
・海難者の弔いと、漁師の安全祈願のために
・うしろに回ると胎内に入れ、中に阿弥陀如来が祭られている
・「大仏」と書いて「おおぼとけ」と呼ばれる
・おおぼとけさん自体は高さ7メートル
・全高14メートル
・コンクリート製だが「赤?」っぽく塗られているので、赤銅色の銅製に見える
・外部に建立された大仏像には珍しく光背(こうはい)をつけてる
・この光背は必見!手間のかかった細工が施された宝珠光背
愛知県西尾市の「常福寺」
・連絡先:0563-59-7549(「常福寺」直通)
・お問い合わせ:0563-57-7840(西尾観光案内所)
・長徳(ちょうとく)年中に
・源満国(みなもとのみつくに)が
・母親の菩提(ぼだい)のために建てた
・天台宗(てんだいしゅう)寺院が始まり
・現在は浄土宗西山深草派(じょうどしゅうせいざんふかくさは)に属する
・本堂に平安時代の不動明王立像(市の指定文化財)が安置されている
・吉良西国十三番、海岸大師五十五番札所。
・三河(旧)新四国第二十七番札所
いかがでしたか?愛知県観光の穴場!隠れたパワースポット西尾市「常福寺」とそこに建てられている「おおぼとけさん」
決して派手さはありませんが由緒あるお寺です。
その境内に佇むおおぼとけさんは、
漁師さんだけではなく地元の方々をも優しい眼差しで見守っておられます。
そんな優しい眼差しをこの身に感じながら、ここ「常福寺」でしばし静かな時を過ごしてみませんか。
きっとあなたも穏やかで優しい気持ちになれること間違いありません。
どうも、最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また別のところでお会いしましょう。