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【透明水彩を始める初心者さん必見!】道具を揃えたら最初にやることはこれっ!

パレットを作る
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今回の記事は、透明水彩を始める初心者さんへお伝えします。

まず、

道具が揃ったら最初にやることはパレットを作る

んです。

そのやり方と作る理由も解説します。

改めまして、籏山 隆志(はたやまたかし)といいます。

勤続40年+αの勤め人です。

このまま勤め人として人生終えるなんて、
まっぴらゴメンの助!
とばかりに60歳からプロの画家で奮闘してる画家Gさんです。

それでは、よろしかったらご一緒に。

Let’s draw(お絵描きしましょう)

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【透明水彩を始める初心者さん必見!】

透明水彩やるならパレットを作る


まずはじめに準備するものね、

置くスペースに無理がない大きめのパレット

・耐久性!大きさ!品質!ってとこからスチールかアルミなどの金屬製を選ぶ
・仕切りが30位あるもの
・混色スペースが広いもの

透明水彩絵の具のセット

・チューブタイプ
・どこの画材屋さんでも手に入る
・プロの愛用者も多い

ってことで、

オススメはホルベインの24色一択です。

透明水彩には固形タイプってのもあります。

・専用パレットにセットしてあるんで、改めてパレットを作る必要はない
・持ち運びに便利
・チューブタイプと違ってパレットを作る必要が無い

てな感じで固形タイプだと手間がかからんで良いと思うよね?


ですが、
固形絵の具ってメーカーによってサイズとか形状が違います。

だもんだから、
新たに色を加えたとき仕切りに入らなーいってことが起きるんですねー。


👇参考にしておくんなまし。絵の具んとこが丸いやつ。


👇絵の具んとこが四角いやつ。

四角いやつを丸いやつんとこにセットできんとか、
専用パレットだと混色スペースが小さいとか。

希子(きこ)

な~んて、ちょこっと不都合があるんね。
けど、一回この固形タイプの便利さを知っちゃったらハマっちゃうよ~。

悪魔の誘惑に負けない精神力をお持ちなあなたはぜひお試ししてみ!

チューブタイプを買ったけど、
固形タイプも試してみたいっっっ!
あのメーカーこのメーカーあっちのとかこっちのとか、えーとそれからそれから・・・

って、お財布が崩壊するんでほどほどに。


かと言って、

画家Gさん

入らんならほじくって、パレットに出してつかおーっと❤


緋彩(ひいろ)

ってちがーう!💢
んなことやるくらいなら最初っからパレット作れやーって話


その点、チューブタイプは基本的にメーカーが違っても混色できます。


チューブタイプを使ってパレットを作れば、
メーカーを限定しなくても気に入った絵の具で自由にパレットが作れるんですねー。

できるだけ細い油性マジック

100均のでOK

はい、
てなことで道具が揃ったら早速パレットを作ろっか。

3ステップで解説するね。

パレットを作る3ステップ

※重要ですっ!

ステップ① 箱の順にパレットに出す


・箱には色相環にそって入ってるんでその順番通りに出してください。

👇参考までに、

オストワルト

引用元:武蔵野美術大学

パレットの仕切り上段右側から左回りに詰めて行きます。

・箱ん中の左上「W 010 クリムソン・レーキ」から下に向かって
「W 037 パーマネント・イエローディープ」まで行ったら

・右隣の上「W 034 イエロー・オーカー」から下へ

・「W 138 アイボリ・ブラック」まで繰り返す

パレット


ステップ② パレットに色番と色名を書くっ!

※かなり重要ですっ!

希子(きこ)

「ローズマダー」「バーミリオンヒュー」「オペラ」
って、これ聞いて分かる?

画家Gさん

💦い、色名聞いても、どんな色なんか想像すらできまへん💦💦

緋彩(ひいろ)

おいおいGさん、画家名乗ってんのに色名も分かんないのかよ?!


てな訳で、色名を書いとくと覚えやすいです。
色を補充するときにとーっても便利なんだなこれが。


使ってるうちに、
どれが何色だったか絶対に分かんなくなりんす。

でもって、似たような色んとこへ、違う色を補充しちまいます。

画家Gさん

フッフッフッ、
俺は、んなヘマはしねーぜっ!

って自身タップリなあなたはお試しあれ。

画家Gさん

うおわぁーっ、やっちまったーぁぁぁぁぁ!責任者ぁ~出てこいやーっ!!

希子(きこ)

ああっ!もうっ!!アホかあんたわっっっ💢
何やってんのっ💢💢💢

緋彩(ひいろ)

あきれて、ものも言えんわっ!
希子、Gさんなんざほっとけよ!!

ってなっても、知らんがな。

んな訳で、


色名と色番号を必ず記入する!

そう、か・な・ら・ず!ですっ!!

パレット


ステップ③ 乾燥させる

※これも重要ですっ!

一週間ほど乾かしてくださいっ!

2,3日で乾きますが、ここんとこは慎重に一週間を目安にしてね。

ただ、そのまま晒しとくとゴミとかホコリが引っ付くんで上に紙なんかを置いとくと良いです。

だけどティッシュは止めてね、引っ付いちまって後始末がどえりゃー大変だから。
(経験者は語る)

ま、どんな紙でも絵の具の表面に触んないようにして下さい。


せっかちにもすぐに閉じちゃうと惨状が展開されます。

チューブから出したばっかりの絵の具って柔らかくて、
スライムみたいに、にょーん、ってな感じで仕切りからはみ出して来ます。

でもって、あっちの色こっちの色と混ざっちまってパレットん中でゲージュツが爆発します。

ゲージュツはパレットん中で爆発させるんじゃなくてキャンバスとか紙の上で爆発させてね。

んなことで、次の章でパレットを作る理由はこれっ!って解説します。

【透明水彩を始める初心者さん必見!】

何でパレットを作るの?その理由は?

ここまでツラツラと解説してきたけど何で?んなメンドイことをするんか解説します。

ズバリ!

①気軽に混色して、複雑な色味がだせる

②経済的である


透明水彩って乾いてしまっても、水で溶き直せばあっという間に復活して、もっかい使えます。

絵の具を仕切りに詰めてパレットを作っておけば、絵を描くたんびに絵の具を絞り出す必要が無くなるからです。


その度にあっちの色こっちの色を出してると、あーもー面倒くせーってなります。

例えば、
イチゴを描くとき、ひとつのイチゴの中にも「赤」「薄緑」「黄色」とか、場合によっては陰の部分に「薄ーい青」が感じられるかもです。


人の感性は色々なんですね。


ですが、毎回毎回チューブから絵の具を出すってっと、「赤」とか「黄色」はともかく、使うかどうか分からん「青」とかは面倒いんで出さないかもです。


まぁいっかってなって、せっかくあなたの感性でビビッときて思いがけない表現が展開できたかも知れないのにすんげーもったいないです。

なので、
あらかじめ全部の色が並んでいれば、ほんとーに簡単にお気軽に混色することができるんです。

表現の幅を広げるためにとっても大きなアドバンテージになるんだこれがっ!


使うときは

・水を含ませた筆でなぜて溶く
・絵の具全体に霧吹きで水をかけてゆるめる

私的に№200のデカいパレットを使ってます。

なんでかってーと、
混色スペースが狭いと作った色がすぐに無いなっちまって何回も色を作んなきゃいけなくなります。

これがわりかし面倒いんですねー。

特に混色して作った色をも一回再現するんは至難の技です。

広めの混色スペースにたーっぷり作っとけば、
乾いても、も一回使えます。

ただ、
№200のパレットはデカいんで置く場所をちーっと考えます。

置くスペースが厳しいあなたはもう少し小さなパレットを選んでください。

パレットを洗わんくても良いです

私が小学校(1970年代)ん時は、図画の授業でパレットは毎回洗ってねって言われたんですね。

だもんだから、それが普通ってなってたんです。

ですがそんな普通は普通じゃありません。

普通という名の不都合ですっ!


パレットに出した絵の具を全部洗い流すなんてモッタイナイですよね。

先にも言いましたが、透明水彩は絵の具が乾いても水で溶き直せば、もっかい使えます。

もっとも、仕切りに絵の具を出だしてしまえば洗う訳にはいかなくなります。


なので、色を作り過ぎてスペースが無いなっちまった時は、

・ウエットティッシュで拭き取る
・雑巾で拭き取る
・水をスプレーしてティッシュで拭き取る

ってすればヨロシイがな。

要するに、

作った色がムダになんない

ってことです。

んなわけで、チューブタイプを使ってパレットを作れば、

・メーカーを限定しなくても良い
・あなたが気に入った絵の具が使える
・自由にパレットが作れる

ってな感じ!次っ!

【透明水彩を始める初心者さん必見!】

実際に作ったパレットだよ!

パレット

・購入時に入っている箱の順番通りに仕切りに詰める
・絵の具のチューブに書いてある番号を書く
・色名を書く

てな感じっ!
んじゃ、まとめとしとくんで読んどいてね。

【透明水彩を始める初心者さん必見!】

まとめ

気軽に混色して、複雑な色味がだせる

経済的である

・半永久的に絵の具を詰めて使い続けるので、
パレットを洗う必要がありんせん

・作った色がムダにならない


・混色した色が乾いてしまっても、

もっかい水を加えれば使える

・作業が途中になっても、

そのまま乾かしてパレットを畳んで作った色を保存できる

・中断したところから簡単に再開できる

どでしたか?

【透明水彩を始める初心者さん必見!】の記事でした。

すっげー大事なこと書いといたんで、読んで終わりっ!

じゃなくて、ぜひ実行してね。

ではでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

また別んとこでお会いしましょう。

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