こんにちは画家Gさんの籏山隆志です。
休みの日には絵のモチーフ探してあっちこっち歩きまわってます。
そんなんを、私の造語「街歩記」(まちあるき)とか「お散歩スケッチ」って呼んでます。
今回の記事は絵とは直接関係ないんですが「野鳥の撮影」です。
なので野鳥撮影に必要なカメラのそんなこんなは、他の方の記事を参考にしておくんなまし。
もひとつ言えば鉄道マニアが
・撮り鉄
・乗り鉄
と、わかれるように
野鳥撮影をされる方も
・待ち派(野鳥が訪れるのをひたすら待つ)
・オジャマ派(野鳥に近づいて行く)
にわかれます。
んじゃ、今回は待ち派に限定して解説してきますんで、最後まで読んで頂けると嬉しいなっと。
野鳥を愛するあなたに贈る、カメラ以外で撮影に欠かせないアイテム3選!
カメラ以外で必携なモノは3つ!
「野鳥の撮影」でカメラの周辺機器以外で必要になるものベスト3は?(周辺機器ってのは三脚とかストロボとかね)
まず第3位から
3.アーミーナイフ(ツールナイフ)
大自然ん中で行動してみると分かるんだけど、トゲが刺さったり、なんかの拍子に爪の先がささくれたりする。
そんな時とーっても重宝します。
VICTORINOX(ビクトリノックス)が代表的でアーミーナイフったらこれ。
つっても私ゃこれしか使ったことがないんで他のアーミーナイフがどうだ、こうだってのは分かりません。
VICTORINOXってスイスの軍隊が正式採用してて、軍が正式に使ってるってことはスイスという国がその品質を保証してるってことだからです。
種類がめちゃくちゃ多いんでどのモデルにしたら良いんか悩みますが、最初は必要最低限の機能があれば大丈夫だと思います。
そこら辺の公園とか干潟とか平地であれば、メインのブレードの他はハサミとかトゲ抜きがあれば十分です。
まあなんつっても「使う場面で変える」だね。
先も言ったけど「自分家の近くで」と「山へ入って行ってキャンプしながら」撮影っていうと必要な機能はゼンゼン違ってくる。
あなたが暫く使ってみて使い方がハッキリしてきたらより多機能なモデルを選んでも遅くありません。
2.折りたたみ椅子
例え木に寄っ掛かっててもおんなじ場所にずーっと立ち続けてると私ら高齢者は以外に足に来るし、地面に直接座ってるとおケツが麻痺します。
なんつっても「野鳥の撮影」は機材だけでもかなりな荷物になると思うんで携帯用で十分、あんまりでかいと持ち運びが大変。
ちなみに私ゃ100均のダイソーさんで買った200円の折りたたみ椅子を使ってましたが、座ってる最中に破損するとか特に問題なかったよ。
(私の体重58㎏なんで、そこいらへんは自己責任でお願いします)
これだと25㍑のバックパックに無理なく入るんでとーっても重宝してました。
1.カモフラージュネット
カメラ本体やレンズと同じ位重要です。
Amazonさんで購入出来ます。
使う場所によるけどオーソドックスにグリーン系のもの選んどけばまずハズレはありません。
大きさも2㍍×2㍍あれば十分です。
でもって、こんだけ揃えたらいざ出発!
なんですが、
撮影しようとする鳥の種類にもよるんだけど、スズメとかカラスだったら自分家の近くの公園とか神社、お寺とかで撮れますよね。
だけどカワセミとかサギとかんなるとデカイ池とか海辺、川辺になんないとまず無理なんで、どんな種類の鳥が何処で見れるのかは前もってリサーチしておいてください。
行きあたりばったりだと、なかなかお目当ての鳥に出会えないよ。
それにリサーチしておいたからと言って野鳥がわんさか目の前に飛来してくる訳ないんで、そこはそれ忍耐ですな。
で、次っ!
なんでカモフラージュネットがカメラと同じ位重要なのか次の章で解説しますね。
野鳥を愛するあなたに贈る、カメラ以外で撮影に欠かせないアイテム3選!
なんで必携か解説します。
自然と同化するんですね、「鵜の目鷹の目」って言うぐらい目が良い鳥の目を誤魔化すんです。
一度迷彩服着てやってみたんだけど、多分バレててちーっとも寄って来ーひんし、ただの苦行っすね。
私としては一応自然の中に溶け込んでるように思うんだけど、ちょっとでも動いちゃうと鳥からはバレバレなんでしょうね。
頭掻いたり、ポケットからモノ取り出したりして手の動きが見えちゃうとダメみたいです。
だもんだから道端のお地蔵さんよろしくビビッと微動だにせんようにしないと、よっぽどボンクラかニブチンか人馴れした鳥でないと寄って来ません。
そらあなた、鳥の目はそんなに甘くはありんせんぜ。
人間になら通用するか知れませんが、待ち伏せしてるスナイパーじゃあるまいて人の目ごまかせたってなーんの得にもなりゃしませんがな。
で、次の章では実際カモフラネット使って「野鳥の撮影」やってみた。その結果は・・・
野鳥を愛するあなたに贈る、カメラ以外で撮影に欠かせないアイテム3選!
実際やってみると・・・
実際カモフラネット被ってやってみたら・・・
その効果はまさに絶大!
自分家の近くに境川浄化センターってとこがあるんですね。
で、そのすぐ横、地図で言うとピンの左手に見えるちっちゃな水路んとこにコンクリートで作られた土手があって水路ギリギリんとこまで降りる事ができます。
(2023年現在、周辺が工事のため鳥の生息状況は分かりません)
そこに椅子置いてカモフラネット被って待ってたら30分もしないうちにダイサギが目の前5㍍程んところに飛んで来たんですね。
いやもう、びっくらこいたのなんのって。
そらあなた、こーんな近くで野鳥見るなんて相手の鳥がよっぽど人馴れしてりゃあ別ですが、まずありません。
ただそんなんでも
「うおーっっっっ!鳥さんきたーっっっ!!」
っとばかりに「ビヤッ!」って動いちゃうといっくらカモフラネット被ってても
「うおっと、あっぶねー!なんか居やがる!!」
とばかりに気づかれて飛んでっちゃいます。
だもんだから、心臓バクバクで逸る気持ちを抑えて抑えて、風に吹かれて揺れる葉っぱんなった気になってゆ~っくり、ゆ~~~っくり・・・
でもでも、できるだけ急いでカメラを向けてショーット!でバッチリ撮れたと思ったんですが・・・
で、そんなんを支える三脚がどこのメーカーだか分かんねー安物だってんですね。
クッソ重たい頭をヘナヘナ軟弱な足で支えるって構図だもんだから、そらあなたブレ写真になりますがな。
その後、思いっきり三脚に金かけたんは言うまでもありません。
話それましたが、カモフラネットの効果はそれぐらい大きいってことを言いたかった。
では、今回のまとめとして、
野鳥を愛するあなたに贈る、カメラ以外で撮影に欠かせないアイテム3選!
まとめ
物陰に身を隠したり、迷彩服に身を包んでも鳥の目は誤魔化せません。
なので「野鳥の撮影」で重要なアイテムはカメラ以外でカモフラージュネットが必携。
アーミーナイフとか折りたたみ椅子はあなたのお好みでどうぞ。
で、最も重要なことですが「撮るぞ、撮るぞ」ってことばっかり考えて、鳥の生活圏を脅かさないことです。
とある野鳥の撮影を主にやってるプロカメラマンの話です
「もしあなたが鳥の巣を見つけてもすぐ近くに陣取ったりしないこと。
何でって言うと鳥にしてみたらベッドルームを覗くためにそこにあなたが居るわけなんだから、5、6㍍離れたところから様子見てしばらくしても親鳥が戻って来ないようなら直ちに撤収すること!」
ベストショットを狙うあまりに、鳥が巣を捨てる事態になったらカメラを持つ資格はありません。
厳しい自然のなかで必死に生きている野鳥や野生動物たち、捕獲が目的では無いにせよ彼らの生活環境を脅かさないのがマナーです。
ある意味人間だって自然のなかで生きているのだから。
どうも最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではでは、マナーを守って良き撮影ライフを(^-^)/
また別の記事でお会いしましょう。