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【Kindleマンガ】レビュー『搾り取らないで女商人さん』第6巻~10巻 ウザカワ度マシマシ!見どころ総まとめ

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この記事を読むと分かること
  • 6〜10巻で描かれるストーリーの流れ
  • 固有喰い編の核心とテーマ
  • フィロ・ラビ・コニーなどキャラの成長と関係性
  • シリアスとギャグの緩急が増す理由
  • 中盤巻の見どころ・おすすめポイント
  • 読むべきターゲット層が明確になる

※第1巻~5巻の詳細レビューはこちら。

目次
  1. 【Kindleマンガ】レビュー『搾り取らないで女商人さん』
  2. 『搾り取らないで、女商人さん!!』6 
  3. 『搾り取らないで、女商人さん!!』7
  4. 『搾り取らないで、女商人さん!!』8
  5. 『搾り取らないで、女商人さん!!』9
  6. 『搾り取らないで、女商人さん!!』10
  7. 【Kindleマンガ】レビュー『搾り取らないで女商人さん』

【Kindleマンガ】レビュー『搾り取らないで女商人さん』

■はじめに

『搾り取らないで、女商人さん!!』6〜10巻は、シリーズ中盤にあたる“固有喰い編”として物語が大きく動き始める重要な区間です。

お馴染みのウザカワ商人フィロと少年冒険者ラビの掛け合いはそのままに、シリアス・バトル・謎解きといった要素が一気に濃くなり、読みごたえが一段と増す巻構成になってんですね。

  • 6巻の吸着ハプニングや新モンスター戦に始まり
  • 7巻の過去編
  • 8巻の甘さ
  • 9巻の姉妹対決
  • 10巻の黒幕との激突

ってな感じで、笑いと熱さが交互に押し寄せる、まさに“シリーズの転換点”となる巻が続きます。

この記事では、各巻の魅力を簡潔にまとめつつ、中盤の見どころをわかりやすく紹介します。

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『搾り取らないで、女商人さん!!』6 

ポンコツ×冒険の破壊力!“吸着”ギャグがさらに進化した第6巻 笑えて熱い一冊、読めばニヤッと爽快!!

この本は、コミカルな“吸着ハプニング”が光る、ギャグとバトルのバランスが絶妙で、シリーズの中でも読みごたえが高い一冊。

ちょこっとネタバレありで、魅力をわかりやすく解説します。


■①作品の概要

本作は、ポンコツ気味な女商人ラビと少年冒険者のコンビがダンジョンを攻略する異世界ファンタジーです。

第6巻では、街を震え上がらせるモンスター「固有喰い」が登場。

吸着アイテムが巻き起こすハプニングに加え、緊張感のある調査と戦闘が描かれます。


■②印象に残ったポイント

まず印象的だったのは、笑えるシーンと手に汗握る展開の緩急がいつも以上に効いていたことです。

特にラビの“ポンコツなのに憎めない”魅力が炸裂。

吸着アイテムが思わぬところに発動し、読み手としては「いやそこに吸う!?」とツッコまずにいられない絶妙なコメディ演出が続きます。

一方で、「固有喰い」の存在がストーリーにしっかりと緊張感を与えてくれます。

敵の正体が徐々に明らかになる過程は、ギャグ中心のシリーズとは思えないほどしっかり作り込まれ、スクロールする手が止まりません。

特にラビが勇気を振り絞る場面は胸にグッと来ます。

普段はやらかしばっかりなのに、ここぞという時に踏み込む姿が、“ただのコメディ担当”ではない深みを感じさせてくれました。

笑いながらもしっかりキャラの成長を追える、シリーズらしさが凝縮された巻です。


■③メリット・デメリット

▼メリット
  • ギャグとシリアスのメリハリがシリーズ中でもトップクラス
  • 新モンスター「固有喰い」が物語を引き締め、読後感が濃い
  • 電子版限定の番外編が本編の理解と満足度を高めてくれる

▼デメリット
  • ギャグの方向性が合わない読者には刺激が強め
  • 6巻だけ読むとキャラの関係性がつかみにくい


■④こんな人におすすめ

  • エロコメだけでなく、冒険ストーリーも楽しみたい人
  • キャラの掛け合いがテンポよく続く作品が好きな人
  • 電子特典を含めて“しっかり読みたい派”の読者


■⑤まとめ

6巻は、笑い・緊張・キャラの魅力がバランスよく楽しめる満足度の高い一冊でした。

ラビのポンコツ愛らしさはもちろん、冒険パートの濃さも光ります。

エロコメ×ファンタジーを求めるなら“買い”です。

『搾り取らないで、女商人さん!!』7

女商人のウザ絡みが進化! 7巻はキャラの魅力がさらに跳ねる、シリーズの“転換点”となる熱量MAX巻

この本は、イチャウザ系ファンタジーの人気作、キャラの魅力と物語の核心が一気に深まる“シリーズのターニングポイント”でした。

少しだけネタバレを披露しつつ、魅力・見どころ・おすすめポイントを紹介します。


■①作品の概要

本作は、くつがえる氏による冒険ファンタジー。

ムチムチ女商人が少年冒険者にウザ絡みする“イチャウザ”を軸にしつつ、母親奪還とダンジョン踏破を描くシリーズです。

7巻では、主人公フィロが過去に飛ばされ、フォスター家の秘密や“固有喰い”の真相へと迫る物語が展開されます。


■②印象に残ったポイント

7巻の大きな魅力は、「軽妙なイチャウザ」と「シリアスな核心展開」が絶妙なバランスで混ざり合っている点です。

まず、女商人ラビの“面倒くさい距離の詰め方”は今巻も健在で、ムチムチな魅力と強めの押しが読者を笑わせてくれます。

表情の柔らかさや身体の描写も丁寧で、くつがえる氏の画力がしっかり活きています。

特に、フィロにぐいっと詰め寄るコマは、キャラの関係値が目に見えるようで印象的でした。

一方で物語はシリアス方向に大きく舵を切ります。

過去の世界で触れるフォスター家の因縁、“固有喰い”という敵の不気味さ、さらにフィロ自身の成長。

このあたりがテンポよく描かれ、読みながら胸がザワつきます。

個人的に心が動いたのは、フィロの“誰かを救いたい”という感情が、過去編で強く描かれるシーン。

表情に迷いと決意が混ざり、その気持ちがストレートに伝わってきました。

感情の流れが読み手に刺さる構成になっているのが素晴らしいです。


■③メリット・デメリット

▼メリット
  • イチャウザ×シリアスのバランスが過去最高
  • 過去編によるキャラ背景が一気に深まる
  • テンポ良く読み進められ、核心に迫るワクワク感が強い

▼デメリット
  • 過去編中心なため、ラビの出番がやや少なめ
  • シリーズ途中巻のため、初見だと感情移入しにくい箇所も


■④こんな人におすすめ

  • キャラ同士の掛け合いが好き
  • ライトな色気と冒険の両方を味わいたい
  • ストーリーの核心に迫る“ターニングポイント巻”が好き


■⑤まとめ

7巻は、イチャウザの面白さを保ちつつ物語の核心に切り込む、シリーズでも重要な一冊でした。

テンポの良い展開とキャラの感情描写が光り、読み応えは十分。

「今、いちばん続きが気になる巻」と言っても過言ではありません。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

『搾り取らないで、女商人さん!!』8

かわいい×冒険×イチャコメが最高密度!第8巻 “甘さとワクワクが同居する冒険巻”

この本は、イチャコメ要素と冒険の高揚感が絶妙に絡み合う、シリーズの魅力がさらに濃くなった巻でした。

ちょっとだでネタバレしつつ、内容・魅力・おすすめポイントをわかりやすく解説します。


■①作品の概要

本作は、ラビ(新米少年冒険者)とフィロ(ポンコツかわいい商人)のコンビが巨大迷宮タルタロスに挑む異世界イチャコメ冒険ファンタジーです。

第8巻では迷宮攻略の緊張感だけでなく、2人の距離がさらに縮まる“甘さと成長”の双方が楽しめる内容となっています。


■②印象に残ったポイント

まず印象的なのは、ラビとフィロの関係性がより自然に“踏み込んでいく”描写です。

フィロの相変わらずのドジっ子っぷりと、ラビのまっすぐな優しさ。

この組み合わせが今回は特に温かく、読んでいる側の感情をじんわり刺激します。

絵柄も安定して可愛らしく、フィロの“ワタワタ、オロオロ”する豊かな表情や慌てる姿は本作の大きな魅力。

シリアスなシーンではしっかり緊張感を演出し、ギャグやイチャコメでは柔らかく崩すという、作者の緩急の付け方が本巻でも見事でした。

特に、迷宮の新エリアで2人が協力して危機を乗り越えるシーンは印象的。

ラビの成長や、フィロの“ただのポンコツなんかじゃない”一面が見えることで、「このコンビだからこそ進める迷宮なんだ」という説得力があり、胸に響きます。

さらに電子限定の番外編が24ページも収録されていて、こちらがまた良い。

小ネタ中心のライトなストーリーですが、キャラ同士の距離感がしっかり描かれていて、読んだ後の満足度がさらに上がる構成です。


■③メリット・デメリット

▼メリット
  • ラビ×フィロの関係がさらに深まり、感情の動きが丁寧
  • 迷宮攻略パートのテンポが良く、読みやすさもアップ
  • 電子限定特典の24P番外編がとても嬉しい

▼デメリット
  • 甘めのイチャコメが苦手な読者には少し濃い
  • 迷宮描写は巻によって難度が変わり、ストーリー進行がゆっくりに感じる人も


■④こんな人におすすめ

  • かわいくて癒されるイチャコメが好き
  • キャラ同士の距離感の変化を見るのが好き
  • ライトな異世界冒険をサクッと楽しみたい


■⑤まとめ

第8巻は、ラビとフィロの魅力がさらに濃くなった“シリーズ中でも満足度の高い巻”でした。

甘さと冒険が心地よく調和し、読んだ後に笑みが浮かぶ作品です。

かわいい異世界冒険を楽しみたい方は、ぜひ読んでみてください。

『搾り取らないで、女商人さん!!』9

女商人フィロ、最大の試練へ──妹との対峙が胸を刺す第9巻 シリーズの転換点となる濃密な一冊

この本は、物語が大きく動く、キャラの魅力とドラマの深まりが際立つ巻でした。

ちょっとだけネタバレをさらしつつ、内容・見どころ・誰に刺さるのかをわかりやすく解説します。


■①作品の概要

本作は、冒険者ラビと女商人フィロが巨大迷宮タルタロスを攻略するファンタジー作品。

9巻では、母を救うため最下層へ向かう2人の前に「固有喰い」の謎とフィロの姉・コニーが立ちはだかります。

ギャグとシリアスの緩急が魅力の一冊です。


■②印象に残ったポイント

この巻で最も印象的なのは、フィロの姉・コニーの登場によって物語の空気が一変する点です。

普段は柔らかな雰囲気の作品ですが、コニーの存在が物語に「家族」という重いテーマを持ち込み、読み手の感情にぐっと刺さってきます。

フィロの気丈な性格の裏に“守られたい弱さ”が見え隠れする描写がとても丁寧で、キャラクターの深みが一気に増した印象です。

さらに絵の魅力も相変わらず強烈。

むっちりとしたフィロの表情や仕草は可愛さと色気が両立していて、読者を惹きつける力が圧倒的です。

特に、ラビとフィロが最深部へ向かう直前のやり取りは、緊張と安心感が同時に伝わってきて、読んでいるこちらまで胸がぎゅっとなるほど。

また本巻ではアクション描写も力が入っており、深層部の戦闘シーンはスピード感と迫力がしっかり伝わります。

キャラの魅力・バトル・ドラマの盛り上がりが三位一体となり、シリーズの中でも満足度の高い構成でした。


■③メリット・デメリット

▼メリット
  • フィロとコニーの関係が深まり、物語に大きな厚みが出た
  • ギャグ・可愛さ・緊張感のバランスが良く読みやすい
  • アクションのテンポがよく、迷宮探索のワクワク感が強い

▼デメリット
  • コニー関連のシリアスがやや重く、いつもの軽いノリとは異なる
  • 前巻までの流れを把握していないと少し置いていかれる可能性あり


■④こんな人におすすめ

  • キャラの魅力とストーリーの両方を楽しみたい
  • 「むっちり×ファンタジー」という独自の世界観が好き
  • 家族ドラマや強めの感情描写に弱い


■⑤まとめ

9巻はシリーズの転換点と言えるほど、キャラクターの感情や物語の伏線が大きく動く重要な一冊でした。

可愛さ・濃厚ドラマ・冒険の楽しさがしっかりまとまった高密度巻です。

続きが気になる方は、ぜひチェックしてみてください!

『搾り取らないで、女商人さん!!』10

アクション・ラブ・謎解きが三位一体の満足度MAX!姉との対決が熱すぎる、シリーズ屈指の“山場回”

今回は、姉との衝突と黒幕の暴露が同時に描かれる、シリーズの核心に迫る“見逃せない巻”でした。

すこーしネタバレありで、魅力とおすすめポイントを解説します。


■①作品の概要

本作は、くつがえる先生によるイチャラブ×冒険ファンタジー。

迷宮タルタロスを舞台に、女商人フィロと少年ラビが成長しながら戦いを乗り越えていく物語です。

第10巻では、ラビの姉コニーとの決闘、さらに「固有喰い」事件の黒幕がついに姿を現す、シリーズの大転換点となる巻です。


■②印象に残ったポイント

まず、今巻最大の見どころは ラビ vs コニーの姉弟対決

コニーの固有スキル「不枯の泉」はマナ無限という圧倒的チート性能で、攻撃がまったく通らない絶望感が強烈です。

ページをスクロールするたびにラビが追い込まれていき、読み手も手に汗が止まんない。

がしかーし、ただの力押しでは終わらないのが本作の面白さ。

ラビが“あるアイテム”を使って突破口を見出す展開は、シリーズらしい「知略×情熱」のコンビネーションで、読んだ後も非常に爽快です。

さらに、終盤ではついに「固有喰い」を操っている黒幕が姿を現すことで、これまでの伏線が一気に収束しはじめます。

戦闘の緊張感の後に訪れるフィロとの甘い掛け合いも健在で、激戦の余韻にほんのり癒される構成が絶妙。

加えて、豪華作家陣による記念漫画のボリュームが多く、ファンとしては“ありがとう”と言いたくなる満足度です。


■③メリット・デメリット

▼メリット
  • 姉弟対決の熱量が高く、シリーズ屈指の戦闘回
  • 黒幕登場で物語の核心が一気に進む
  • 甘さと緊張感の緩急が心地よい
  • 豪華作家陣の特典漫画が本当に豪華

▼デメリット
  • 戦闘描写が多めで、ラブ要素を期待すると物足りない人も
  • 前巻までの伏線を覚えていないと、黒幕パートがやや難解


■④こんな人におすすめ

  • 戦闘×知略のバランスが良い作品が好きな人
  • 関係性の深まるイチャラブ作品が読みたい人
  • 物語が一気に動く節目の巻を楽しみたい人


■⑤まとめ

第10巻は、ラビの覚悟、コニーの信念、そして黒幕の正体がぶつかり合う怒涛の一冊でした。

シリーズの“転換点”として読む価値が大いにあります。

気になる方は、ぜひ電子版で特典もあわせてチェックしてみてください。

【Kindleマンガ】レビュー『搾り取らないで女商人さん』

■あとがき

6〜10巻は、『搾り取らないで、女商人さん!!』という作品が、単なるウザカワ×イチャコメから“物語としての深み”へと踏み込む重要な章でした。

フィロの過去や家族、固有喰いの謎、ラビとの関係性など、笑いだけでは終わらない要素が一気に広がって、シリーズの印象も大きく変わります。

それでも、どれだけシリアスが増しても作品の核にあるのは“ウザいのに可愛いフィロ”という魅力。

そのギャップが物語を軽やかにし、読んだ後に温かささえ残す冒険活劇へと昇華しています。

固有喰い編はシリーズの山場でもあり、ここを越えるとさらに面白さが膨らむポイント。

続巻を読む前の整理としてもおすすめです。

どうも、最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

ではまた、別のところでお会いしましょう。

※第1巻~5巻の詳細レビューはこちら。

※第11巻以降は続刊です。

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