コミュニティアートって、具体的に何?と聞かれても、はっきり答えられる人は少ないかもしれません。
でも、実はとてもシンプルで、地域の人たちと一緒に楽しむアート活動のことなんです。
アートを通じて新しい仲間と出会い、地域の魅力を再発見できます。
しかも60代からでも、気軽に始められるんですよ!
・コミュニティアートの背景と具体例
・コミュニティアートに参加するメリット
・コミュニティアートを始めるための情報収集の方法
・アートコミュニティの活用法
という感じで、よろしかったらご一緒に。お手を拝借!
“Let’s draw something!”(お絵描きしましょう)
改めて籏山 隆志(はたやまたかし)といいます。
絵描き歴30数年。
還暦超えのプロの画家っ!の画家Gさんです。
画家人生の中で
- 絵に関する悩みとか困りごと、乗り越えてきたこと
- 本を読んで絵に活かせること
- 映画やドラマから絵に横転する方法
- お散歩スケッチで描いた絵とか見つけたモノモノ
などなどをお伝えします。
↓初の電子書籍出版です。ぜひ、読み放題でどうぞ。
【コミュニティアート】の背景
アートと地域社会のつながり
コミュニティ アートとは、地域の人々が参加し、創造的な活動を行うことを指します。
アートが人々をつなげ、地域社会を活性化する力を持つことは、実際のプロジェクトを通じて多くの人々が体験しています。
例えば、福岡では、地域住民が協力して大規模な壁画を描くプロジェクトが行われました。このプロジェクトでは、地元の学校の子供たちや高齢者が参加し、紛争や貧困で苦しむ人々に向け「世界中の人々を笑顔にしたい」をコンセプトに絵を描きました。
引用元:ピタッとTNCまつり2023
↑福岡壁画プロジェクト
※(プロジェクトは既に終了しています)
他に具体的な活動には次のようなものが
- 青森県田舎館村(あおもりけんいなだてむら)での田んぼアート
- ワークショップやオープンスタジオでの交流
↓青森県田舎館村田んぼアート
青森田んぼアートを手掛ける地元の人々 青森田んぼアート 青森田んぼアートと石アート
引用元:THE GATE
地域のアートイベントやワークショップでは、参加者同士が自然にコミュニケーションを取って、満面の笑顔でつながりが生まれる様子が見られます。
これ自体が、色んな画材を使って出来上がる壮大なアートという感じです。
50代からでも始められる簡単なアート活動
アート活動は年齢を問わず楽しめます。特に50代から始める方々にもオススメの簡単なアート活動があります。
アートって聞くと構えちゃう方もいるかもしれませんが、リラックスして始められます。
一番てっとり早いのは、自分で絵を描く人はもちろん、描かない人でも楽しめるのが美術鑑賞です。
美術館は敷居が高いと思っているあなた、非日常的な静かな空間でのんびり知見を深めるのも良いものですよ。
鑑賞の際はただ絵を眺めるだけでなく、絵画横にある解説文を読み時代背景を理解すると、より絵画を楽しむことができます。
65歳以上の高齢者は入館料を無料にしていたり、割引サービスを実施したりしている美術館も多いので、費用面でも安心して楽しめます。
更に、次のような活動から始めてみては
- スケッチ散歩で自然を描く
地元の公園や自然保護区を訪れてスケッチすることで、自然の美しさを再発見できます。
コツは上手く描こう、綺麗に描こう、可愛く描こうって思わないこと。
最初は思うように描けないかもしれませんが、それでも大丈夫。大切なのは、楽しむことです! - 水彩で色を楽しむ
あなたが描いた絵にちょこっと色を塗ってみるのも一興です。100均で売ってる水彩絵の具で良いんで色を着けてみてね。
赤、青、黄色の3色だけを使って色を塗ってみたりすると、意外な表現ができたりして面白い絵が出現したりします。 - 友人と一緒にアートを楽しむ
友人や家族とアート活動を共有することで、より楽しい時間を過ごせます。
例えば、月に一度、アートタイムを設けて、各自の好きなアートを持ち寄るというアイデアも。
お互いの作品について話し合ったり、アドバイスをし合ったりすることで、より深い学びが得られます。
自宅で気軽に始められるアートプロジェクトもたくさんありますので、ぜひ挑戦してみてください。新しい趣味としてアートを始めることで、生活がより豊かになりますよ。
という感じで次の章でコミュニティアートに参加するメリットを3つお伝えします。
【コミュニティ アート】参加するメリット3つ
1.創造力とリフレッシュ効果
- 創造力を引き出す素晴らしい機会です。
- 普段の仕事や生活から少し離れ、自分自身を自由に表現する時間を持つことができます。
- 「自分にはこんな感情があったのか」と新たな視点を得ることができます。
- 新しい視点があなたの生活にもポジティブな影響を与えます。
2.創造的な思考が育まれる
- 絵を描くことに集中することで、普段は思いつかないようなアイデアが次々と浮かんできます。
- アートに取り組む時間は、ストレス解消やリフレッシュができるだけでなく、思考の柔軟性を高め、日常生活の問題解決にも役立ちます。
- 家の中のインテリアを変更したいと感じた時、アートで得た創造力が新たな発想につながり、思いがけない解決策を見出すことができます。
- アートを通じて、心のリフレッシュと共に、脳も活性化されます。
3.新たな人間関係を築く機会
- コミュニティ アートは、素敵な人たちとの出会いを提供してくれます。
- 共通の趣味や目標を持つ仲間との交流は、人生をより豊かにしてくれること間違いありません。初めての人と一緒にアートを楽しむことで、思わぬ友情が芽生えることがあります。
- ある人物は地域のアートフェスティバルで知り合った友人と、月に一度の絵画サークルで切磋琢磨しています。
- アートを通じて築いた人間関係は、時に支え合い、時に励まし合うことができる大切なものです。
無駄に感じていた時間を価値あるものに
「時間を無駄にした」と感じる瞬間、ありませんか?
コミュニティ アートに参加することで、そんな時間を価値あるものに変えることができます。
アート活動を通じて、学びや発見が得られ、より充実した日々が送れるようになります。例えば、ある絵画教室では、単に絵を描くのではなく、色の選び方やタッチの違いを教えてもらい、新しい世界が広がります。
アートってのは単なる趣味じゃない、人生の楽しみ方を無限に広げる可能性を秘めているんだぜ。
てな感じで次っ、コミュニティアートの始め方っ!
【コミュニティアート】の始め方
地域のイベント情報をチェックする
コミュニティ アートを始めるには、まず地域のイベント情報をチェックすることが大切です。
地元のアートシーンを知るための第一歩として、ウェブサイトやSNSで最新情報を探し、興味があるイベントに参加してみましょう。
地域のコミュニティアートイベントを検索する際に、効率的に情報を見つけるためのおすすめキーワードを以下に挙げます。地元のイベントやワークショップなど、具体的な活動情報を見つけやすくなります。
基本的なキーワード
- 「コミュニティアート イベント [地名]」
- 「アートワークショップ [地名]」
- 「地域アートプロジェクト [地名]」
- 「アートフェスティバル [地名]」
- 「アート教室 [地名]」
- 「市民参加型アート [地名]」
- 「公共アートプロジェクト [地名]」
より具体的なキーワード
- 「地域活性化 アート [地名]」
- 「アートイベント 日程 [地名]」
- 「シニア向け アートワークショップ [地名]」
- 「高齢者 アート プログラム [地名]」
- 「無料 アートワークショップ [地名]」
- 「アートマーケット [地名]」
- 「アート展覧会 [地名]」
その他の関連キーワード
- 「[地名] 公民館 アートイベント」
- 「アートサークル 募集 [地名]」
- 「地域密着型 アート [地名]」
- 「オンライン アートワークショップ 日本」
例えば「東京 コミュニティアート イベント」や「大阪 アートフェスティバル 日程」といった検索をすると、地域特有のイベントやアート関連情報が見つかりやすくなります。
また、SNSや地元の掲示板(FacebookのグループやTwitterの地域タグなど)でも、関連する情報を見つけやすいです。
情報収集のポイントは以下の通りです。
- 地元のアート関連情報を把握
定期的にニュースレターや地域のSNSグループをチェックすることで、隠れたイベントや新しいアートプロジェクトを発見できます。 - 参加しやすいイベントを見つける
自宅から徒歩圏内で行われる小規模な展示会や、参加費が無料のワークショップなど、気軽に参加できるイベントを探すと良いです。 - 興味のある分野を広げるチャンス
アートの世界は広大です。興味のあるジャンルを深掘りするだけでなく、全く新しいスタイルに挑戦することで、自分の創造性を開放する機会が得られます。
新たなあなたを発見する瞬間が待っているかもです。
オンラインでのアートコミュニティに参加する
最近では、オンラインでのアートコミュニティも増えています。
自宅にいながら参加できるので、気軽にアート仲間とつながることができます。例えば、InstagramやFacebookには多くのアートグループがあり、作品をシェアしたり、技術を学び合ったりすることが可能です。
オンラインでのアート交流は、物理的な距離を超えて、新しいインスピレーションを得る絶好の機会です。
- 地域を超えた交流が楽しめる
他の地域や国のアーティストとのコラボレーションや意見交換は、視野を広げる貴重な体験です。
違った文化や視点に触れることで、自分の作品に新たな命を吹き込むヒントが得られます。 - アイデアや作品のシェアができる
オンラインでの作品発表は、他者からのフィードバックを受け取る良い機会です。
自分の作品がどう感じられるのか、意見をもらうことで成長につながります。 - 様々なスタイルを学ぶことができる
ウェビナーやオンラインクラスを通じて、プロのアーティストから直接学べる機会も増えています。
さまざまなスタイルや技法を習得することで、アートへの理解が深まります。
オフライン、オンライン両方の利点を活かして、新たなアートの世界を広げましょう。
という感じで、次の章でコミュニティアートにおすすめのジャンルをお伝えします。
【コミュニティアート】におすすめのジャンル
絵画
絵画はコミュニティアートの中でも特に身近で親しみやすいジャンルです。自由な表現が許されるため、初心者から経験者まで誰でも楽しむことができます。
- 初心者でも描きやすい作品からスタート
最初は簡単な風景画や抽象画から挑戦してみると良いです。
筆を持つ手が震えるかもしれませんが、その不安を越えた先には、自分だけの作品が待っています。 - 自己表現の幅を広げる
絵を描くことで、自分の内面を知るきっかけにもなります。
色を選び、形を描くことで、自分自身と対話する時間を持つことができるのです。 - 色や形を通じたコミュニケーションが楽しめる
絵は言葉を超えたコミュニケーション手段。
自分の描いた絵を通じて、他者と感情を共有することがでます。
思いがけない反応や感想に驚くことも、アートの醍醐味です。
絵を描く楽しさは、単に作品を仕上げることだけではなく、そのプロセスそのものにあります。色を混ぜ、形を生み出す時間は、心の癒しやリフレッシュにもつながります。
下記は、私が興味がある分野でこれからやってみようと思っているジャンルです。なので「多分これってこんな感じじゃね!?」って感じで紹介してます。
陶芸
陶芸は、手を動かす楽しさを実感できるアートの一つです。
粘土が指先で形を変えていく瞬間、喜びや達成感を味わうことができます。
- 土の感触を楽しむことができる
粘土を触ると、その柔らかさや温もりが感じられます。
手のひらで形を作ることに没頭することで、日常のストレスを忘れることができます。 - 実用的な作品を作ることができる
陶芸では、単にアートを作るだけでなく、実際に使える器や装飾品を手に入れることができます。
自分の手で作った茶碗や花瓶で食卓を彩る喜びは格別です。 - 焼き上げる過程がワクワクする
作品を焼成する過程は、まるで魔法のよう。
完成した作品を取り出す瞬間のドキドキ感は、陶芸ならではの楽しみです。
陶芸は、心を込めて形を作ることで、アートと実用性を両立させることができます。自分の作品を使うことで、日常生活にもアートのエッセンスを取り入れることができます。
彫刻
彫刻は、立体的なアート作品を創造することで、よりダイナミックな表現が可能です。
素材を選び、形を作り上げる過程は、まさに自分自身を表現する冒険です。
- 空間を意識した作品作りができる
彫刻はただの物体ではなく、周囲の空間との関係性を考慮する必要があります。
観る人の視点や動きに応じて、作品がどのように変化するのかを考えることは、彫刻の醍醐味の一つです。 - 材料の選び方で個性が出せる
木材や石、金属、陶器など、多様な素材を使うことで、個性的な表現が可能です。
自分の好みに合わせて選んだ材料が、作品のアイデンティティを形作ります。 - 見る人に強い印象を与える
立体作品は、その存在感によって人々を引きつけます。
特に公共の場に設置された彫刻は、地域のシンボルとなり、訪れる人々に感動を与えることができます。
彫刻は、想像力を形にすることで、観る人に新たな視点や感動を提供します。作品が生まれる過程で得られる喜びや達成感は、何物にも代えがたい体験です。
はい、そんなこんなで今回の記事のあとがきとしておきます。
あとがき
コミュニティアートは、地域社会と人々をつなげるだけでなく、私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしい活動です。
アートを通じて創造力を引き出し、新たな人間関係を築きながら、自分自身を表現することで、人生に新たな彩りを加えることができます。
まさに、単なる趣味を超えた楽しみがここにあり。
地域とのつながりが深まることで、心がリフレッシュし、新しいインスピレーションや仲間との出会いが広がります。これまでにない発見と、創造的な時間があなたを待っています。
ぜひ今回の記事を参考にして、あなたもコミュニティアートの世界に飛び込んでみてください。
新しい世界が、あなたを歓迎してくれますよ!
どうも、最後までお付き合いして頂きありがとうございました。
ではでは、あなたのお絵描きライフが燦然と輝きますように祈りを込めて!
“Let’s draw something!”(お絵描きしましょう)