60代からでも遅くない! むしろ今が最高のタイミング。
「絵を描いてみたいけど、もう60代だし、今から始めても遅いかな…?」
そう思っているあなたに、声を大にして伝えたいことがあります。
「大丈夫です。むしろ、今が始めるのに最高のタイミングなんです!」
私自身、本気で絵を描き始めたのは57歳になってからです。
それまで、なんとなく絵を描いてきて、初めて桜の絵を描いたら「梅?」と聞かれるレベルでした。
それでも、マイペースに絵筆を握り続け、今では絵を描く時間が何よりの楽しみに。
この記事では、そんな私の経験も踏まえながら、60代から絵を始めることのメリットや、趣味として絵を続けるためのヒントをお伝えしていきます。
- なぜ60代から絵を始めるのがおすすめなのか
- 絵を描くことが心身にもたらす効果
- 「才能がないから無理」という思い込みを捨てる方法
- 初心者でも無理なく絵を続けるためのコツ
さあ、私と一緒に、新しい趣味の世界へ踏み出してみませんか?
なぜ60代から絵を始めるのがおすすめなのか
1. 時間に余裕が生まれるから
子育てが一段落したり、仕事からリタイアしたりして、自分のために使える時間が増えるのが60代です。
「時間がなくて絵を描けない」という言い訳はもう必要ありません。
美術館に足を運んだり、スケッチに出かけたり、絵の練習にじっくりと時間をかけられる環境は、若い頃にはなかなか得られないものです。
2. 人生の経験がアートの深みになるから
これまで生きてきた中で培ってきた経験や感動は、あなただけの宝物です。
その宝物は、絵を描く上での大きな強みになります。
例えば、
- 旅先で見た風景
- 心に残っている家族との思い出
- おいしいと感じた食べ物の色や形
などなど……、そうした一つひとつの経験が、作品に深みと個性を与えてくれます。
心と体にいいことづくめ! 絵を描く効果とは
1. 脳の活性化
絵を描くという行為は、観察力、集中力、創造力を同時に使うため、脳の様々な部分を刺激します。
指先を動かすことは脳に良い影響を与えると言われており、認知症予防にもつながるとされています。
2. ストレス軽減と自己肯定感アップ
好きなことに没頭する時間は、日々の雑念を忘れさせ、心をリフレッシュしてくれます。
そして、自分の手で何かを創り出す喜びは、大きな達成感と自己肯定感を与えてくれます。
「自分にもこんな素敵な絵が描けた!」という小さな成功体験が、日々の生活にハリをもたらしてくれるはずです。
「才能がないから無理」なんて思わないで
絵を描くことに「才能」は必要ありません。
絵を描くということは、上手い下手ではなく、自分を表現すること、そしてプロセスを楽しむことが大切です。
「上手く描こう」とか「キレイに描こう」とか「可愛く描こう」とかとか、気負いすぎると、せっかくの趣味が苦痛になってしまいます。
まずは、お気に入りの絵具や色鉛筆を手に取って、自由に線を引いたり色を塗ったりしてみましょう。
子供の頃のように、ただ純粋に「楽しい」という気持ちを大切にしてください。
これから絵を始めるあなたへ
1. 完璧主義は捨てて、気楽に楽しもう
最初からプロのような絵を描こうとせず、まずは「楽しい」と感じることを優先しましょう。
道具も高価なものでなくて大丈夫。
まずは100円ショップのスケッチブックと色鉛筆からでも十分始められます。
2. 失敗を恐れず、たくさん描こう
「失敗したくない」と思ってしまうかもしれませんが、失敗は上達への第一歩です。
たくさん描いて、たくさん失敗することで、自分らしい表現方法が見つかっていきます。
おわりに
60代から絵を始めることは、決して遅いことではありません。
むしろ、人生の経験という大きな財産を活かせる最高のタイミングです。
絵を描くことは、新しい自分に出会うこと、でもって日々の生活に彩りを与える素敵な時間になるはずです。
「また始めるきっかけをくれてありがとう!」──そう言われる日を楽しみにしています。
どうも、最後まで読んでくれて、ありがとうございました。