・「不都合な記憶」のネタバレ、キャスト、ストーリー
・近未来の夫婦の物語に、隠されている秘密
・この作品を観る前に知っておきたいポイント
この記事では、そんなこんなの疑問に答えながら、物語の深いテーマに迫っていきます。
この記事を読むことで、ストーリーの核心に触れながら、なぜこの映画が注目されているのかがクリアになりますよ。
てな感じで最後までお付き合いして頂けると嬉しいなっと。
改めて、籏山 隆志(はたやまたかし)といいます。
絵描き歴30数年。
還暦超えのプロの画家っ!の画家Gさんです。
画家人生の中で
・絵に関する悩みとか困りごと
・乗り越えてきたこと
・本を読んで知ったこと
・映画やドラマを観てわかったこと
などなどをお伝えします。
ざっくりあらすじ
2200年、舞台はなんと宇宙のスペースコロニー!未来感満載のこの物語では、理想的な結婚生活を送っているように見える夫婦が登場します。でも、実は妻はもう亡くなっていて、夫は過去のデータを使って彼女を何度も再現しているんです。
そう、いわば「思い出補完計画」みたいな感じですね。
でも、そのうち妻の記憶が戻ってきて、あれ?何かがおかしい…。表面的には幸せそうな夫婦だけど、だんだんと二人の間に隠されていた秘密が暴かれていきます。
そう、この物語は未来のテクノロジーで再現された「妻」と、そこに隠れた真実、そして妻の反撃が描かれるサスペンス×ラブストーリーなんです。
という感じで次の章で、ネタバレ少しね。
ネタバレちょっとだけ!
さて、ここからはネタバレも少しだけ。
夫は妻を再現することで「理想の結婚生活」を続けたかったんだけど、繰り返すうちに妻の記憶の片隅にあった「違和感」がよみがえってきます。しかも、その違和感は「夫に対して何かを隠されていた」というもの。
実は、妻の死には夫の過失が関わっていたんですね。
で、再現された妻が、ただの再現ではなく「復讐心」を持って蘇るという展開に…。夫の理想は崩れ、妻の復讐が始まります。怖い怖い怖い。
このクライマックスは、「本当の愛って何?」とか「記憶ってどう扱うべき?」って問いかけてきますね。夫は結局、自分の理想ばかりを追いかけていたことを思い知らされます。
んなところで次っ、キャスト紹介だぜ。
キャスト紹介!
『不都合な記憶』の主なキャストは以下の通りです。
- 伊藤英明:主人公のナオキを演じる。彼は亡き妻を技術で再創造することに執着している。
- 新木優子:ナオキの妻マユミを演じる。彼女の隠された記憶は、何度も再創造されるにつれて徐々に表面化していく。
で下記は本作に登場するサブキャラ的な登場ですが、映画ん中じゃすんげー重要な役になってます。
ナオキが抱える秘密を唯一知る存在となる小笠原医師役を、様々な映画やドラマで活躍する俳優の - 水間ロン
ナオキが妻への愛を狂わせていくきっかけとなるミステリアスなタイ人女性、Jeab(ジェブ)役を、タイの俳優 - ジアッブ=ララナー・コーントラニン
らが演じてます。
この映画は、独特なストーリーテリングスタイルで知られる石川慶が監督を務めています。
詳しい情報が必要な場合や映画を視聴したい場合は、Amazon Primeで見ることができます。
伊藤英明 コメント
台本を読んだ時からこれまでの未来を舞台にした作品とは作風が違うと感じていました。
「宇宙の設定はどうやって描かれるんだろう? AIやテクノロジーをどのように表現するのだろう?」と、経験したことのない設定に想像を掻き立てられていました。
石川さんが監督で、またタイで2カ月間日本とは違う国で全編撮影するというのはキャリアの中で初めてことだったので、役に対する集中だけでなく文化の違いにどうしても反応してしまう自分自身との闘いもあり、覚悟と責任感が必要でした。
また、「映画は監督によって作られるものなんだ」と、強く意識した作品でもありました。
石川監督の頭の中にある世界をどう表現すべきか悩み、楽しみ、結果として更に役者という仕事が好きになりました。
もどかしくて、つらくて、楽しくて、幸せで、感情を揺さぶられる要素が散りばめられた最高の作品です。
新木優子 コメント
このプロジェクトは、規模が大きいだけでなく、石川監督の見ているもの、作ろうとしているものがすごく大きく感じたので、緊張感もあったんですけど、お声をかけていただき、ご一緒できて本当に嬉しかったです。
ここまで宇宙空間とリアルな空間が一体化して、境目が違和感なく描かれた作品はなかなかないと思います。
この作品は日本だけじゃなく世界の方々にも楽しんでいただける作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
石川慶 コメント
SF作品はある程度、古典的な未来像が固まっている一大ジャンルだと思いますが、せっかく新しい未来を描くのに先人たちを模倣するのは意味がないと思いました。
人間関係が断ち切られた宇宙空間だからこそ突き詰めたシンプルな夫婦の話を描くことができ、エンタメ要素もありつつ、タイのエキゾチックな要素もあり、日本人としても感情移入できる物語になっているので、SFというジャンルにとらわれずに先入観なくお楽しみいただければと思います。
ジェームズ・ファレル(Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者)コメント
人類の宇宙への移住がそう遠くはない近未来が、石川慶監督の手によりドラマチックに描かれます。
伊藤英明さん、新木優子さんという日本のトップレベルの俳優の方に主演を務めて頂き、ポーランド人の撮影監督ピオトル・ニエミキスキによる撮影がタイで行われ、VFXはハリウッド映画も手掛けるカナダと、最高峰のスタッフが集結しました。
サスペンスフルなストーリーと、リアリティ抜群の新しいSF映像体験をお客様へお届けできることを嬉しく思います。
引用元:映画ナタリー
はい、そんなこんなで今回のまとめとしておきます。
まとめ!
「不都合な記憶」は、単なるSFラブストーリーにとどまらず、
・人間の記憶と愛の複雑さ
・テクノロジーがもたらす倫理的な問題
に踏み込んでいます。
ナオキとマユミの関係を通して、愛する人を失った時、人はどこまで過去にすがりつくんか、んでその代償は何かを問いかけてんぜ。
この映画は、ただの娯楽として楽しむだけでなく、見ると「自分だったらどうする?」って、観終わった後も深く考えさせられる映画です。
ぜひ、この記事をきっかけに作品に触れてみてください。
どうも、最後までお付き合いして頂き、ありがとうございました。