どうも、60歳からプロの画家っ!画家Gさんこと籏山 隆志です。
30歳のときからプロの絵描きを目指していたんですが、40歳のときに
「絵描きじゃ喰えんっ」
って挫折。それ以来10年以上、自堕落な生き方してました。しかーしこのまま人生終わって委員会?とばかりに60歳の定年を基に絵描き欲が再燃。
副業でサラリーマンやりながらの活動だけど、ゆるーく突っ走ってます。
この歳だと激走できん。💦
そんな緩走(ゆるそう)画家人生の中で、壁にぶち当たったり、泥沼の中に落っこちたり、あがいて、もがいて、のたうち回りながらでも乗り越えてきたことをお伝えします。
今回は「簡単な形で捉える風景画」ってことを書いてます。
この記事はこんな方にオススメします
- どうやって描いたら良いか分からない
- 何を描いたら良いかわからない
- 絵を描くハードルを下げたい
アクリル絵の具だけじゃなくて他の画材をつかっても基本的は考え方は同じなんで応用できます。
ぜひ参考にしておくんなまし。
この記事を最後まで読んで頂けば、絵が楽しく描けるようになります。
ではでは、よろしかったらご一緒に、お手を拝借!
Le’t Drew!(お絵かきしましょう)
【アクリル絵の具で描く】
簡単な形で捉える抽象的な風景画
○□△形で捉える風景画
まずは簡単な形で捉える、
複雑なものを複雑に捉えるとより複雑になっちまって訳わからんくなっちまうんで、
木であったら○と□とか○と△で描く





その絵の主役は何?
人物、動物、静物はそのものが主役ですが、風景の場合はあなたが最も見せたいポイントが主役です。
気をつけることが3つ!
- 日の丸構図
中央に主役を配置した構図で、見る人の目線が止まってしまい、それ以外の要素に目がいかなくなる - バンザイ構図
人間がバンザイをしているような構図でおんなじようなバランスでものを配置する単調な構図 - 並行、均等配置
モチーフを平行、均等に配置し不自然な印象を与える。意図してなければ避けるべき構図
てな感じで避けた方が無難な構図なんだけど、要は使い方です。
「日の丸構図はダメっ」はダメじゃありんせん
超基本的な構図で、使い方でカッコよく見せることは充分可能です。
主役となるモチーフを目立たせることができて、見る人に伝わりやすい。
この日の丸構図が最っ大に活きるのは何と言っても人物画ですが、
んなことは臆せずに、建物だろうが綺麗なお花だろうが、日の丸構図で描くとダイナミックでとーっても分かりやすく伝わるんで
わったしが見せたいものはこれじゃーっ
てな感じで中央にデデンって描いてみておくんなまし。
気をつけることは、中央に主役を配置するっていうパターンなので、
どれもこれも似たような絵だな~ぁ、なんかつまらん
ってなりがちなのが欠点です。
日の丸構図で変化を付けるには、主役との距離を少し変えて主役から1、2歩引いてみる。
ドアップがメインで描いていたなら、主役全体が収まるぐらい離れて描いてみるんです。
ちょっとしたことだけどこれだけで絵の雰囲気がガラッと変わるから試してみて。
コンパス、定規は使わんといて
簡単な形ってことで解説してますが、特に狙ってるのでなければ定規とかコンパスとかを使って描くのは止めてね。
なぜかってーと道具を使って描くと、どうしても不自然な真っ直ぐな線ができてしまう。
少しぐらいブレたりよれたりした線の方が温かみが出て抽象的な表現の中に柔らかな雰囲気が出るんだなこれが。
てな感じ、次っ!風景を描くことで重要なことを言っとくね。
裏情報or理由
【アクリル絵の具で描く】
簡単な形で捉える抽象的な風景画
絵を描く上で重要なこと
何を主役にするかは直感で決めるっ、
おっ、これわっ!
なんか、いい感じっ!
てな感じであなたがその風景を魅力的に感じるってことが重要で、
例えば、なーんもない田んぼでも魅力的に描こうって意志とか信念があればなんとかなります。


自己中で行こう!
何の変哲もない風景でも、
・構図
・タッチ
・色使い
で魅力的に見せることは可能です。
要は、
ズバリ一言!
その風景をあなたが魅力的だと思えるかどうか?!
もう一つは作品を最後まで仕上げるコツは完成した絵のイメージを持つ!
これは重要で、これをやらずにスタートするのは海図をもたずに航海に出ようってなもんで、そうすると必ず迷子になって途中で挫折します。
私ゃ何回もやってるんでハッキリ言えます。
更に更に心することは、
ズバリ二言目!!
一枚一枚を完成させること!!
簡単な形って言いましたが、
んじゃ、落書きもアリじゃね?!
と思ったそこのあなた、ダメとは言いませんが落書きを描き続けることはNGです。
なぜかと言うと、落書きを続けても絵は上手くならないからね。
先の章で「何を描くかは直感」って言いましたが、落書きは直感と感性だけで描いてるんで絵は直感と感性だけで描き続けることは出来ません。
要は知性と感性とのバランスが必要ってこと。
「感性」ってのは情熱とか直感で、そのまま描き続けると壁にぶち当たって先に進めなくなります。
「知性」ってのは、遠近法とか混色の技術のことで、
・質感
描いているモチーフのテクスチャのことで、ゴツゴツ、凸凹、とかモフモフ、フワフワってな感じ
・空気遠近法
空気中の塵とか霧によって遠くの景色ほど霞むというルールに基いてる
・パース
水平線上に物体の奥行きが収束していく
って上記のような知識があっても、技術にばかりに走った絵は見ていて「寒い絵」になっちまいます。
👇こんな感じ!
てな感じ、次っ!絵は実践あるのみなので描いてみてね。
裏裏情報or具体例、背景
【アクリル絵の具で描く】
簡単な形で捉える抽象的な風景画
実際に描いた絵を載せときますんで、真似して描いてみてね
どこを中心に見せたいか主役となるモチーフを決める
風景はポイントで見るようにする
まず主役の大きさとか位置を決める
風景だと大きさとか位置なんて最初から決まってて動かせないじゃん
なーんてことを言ってるあなた、正確無比な図鑑を作ろうってんじゃないんだから、自己中で決めれば良いんです
うーん・・・ここに電柱はいらんなー・・・
って思ったら消してしまえば良いんです。
実際に引っこ抜いたりしたら犯罪になりますが、絵だったら足したり引いたりするのは自由自在です。
そう、たかが絵ですあなたが見せたいってモノを主役にすりゃ良いの。
余談ですが、
かのフィンセント・ファン・ゴッホだって絵を学んでるときに勝手にモチーフを付け足したりして先生に激怒されようと「これが、俺の表現じゃーっっっ」つって耳を貸さなんだとか、まあ、激しい性格のゴッホならではの逸話ですな。こんな風に巨匠のメンタルに学べば良くね?
てな感じで次っ、色の塗り進め方。
・薄い色、淡い色、明るい色から塗っていく
・最初にしっかり色を載せる
・全体的にある程度描けたら、明るいところ→暗いところ→明るいところと交互に繰り返して全体のバランスを見ながら進める
アクリル絵の具で解説してますが、他の画材でにも応用できるんで参考にしてください。





絵を描くことに対してハードルを感じてる方に向けて
【アクリル絵の具で描く】
簡単な形で捉える抽象的な風景画
まとめ
ズバリ一言!
その風景をあなたが魅力的だと思えるかどうか?!
まずは簡単な形で捉える、
複雑なものを複雑に捉えるとより複雑になっちまって訳わからんくなっちまうから、
・○と□とか○と△で描く
・模様を描くようなつもりで
更に気をつけることが3つ
・日の丸構図
・バンザイ構図
・並行、均等配置
上記は避けた方が良い、と言われる構図ですが使い方次第で効果的に見せることができる。
その絵の主役は何?
・風景の場合はあなたが最も見せたいポイントを決める
・大きさ、位置を決める
簡単な形ってことで解説してますが、特に狙ってるのでなければ定規とかコンパスとかを使って描くのは止めましょう。
道具を使って描くと、どうしても不自然な真っ直ぐな線ができてしまう。
チョットぐらいブレたりよれたりした線の方が温かみが出て抽象的な表現の中に柔らかな雰囲気が出るからです。
作品を最後まで仕上げるコツは完成した絵のイメージを持つ!これは重要で、これをやらずにスタートするのは海図をもたずに航海に出ようってなもんで、そうすると必ず迷子になって途中で挫折します。
更に、
ズバリ二言目!!
一枚一枚を完成させることっ!!
てな感じっ!
あなたがこの記事を読んで、絵を描くことに対して少しでもハードルを下げて頂ければ喜びです。
ぜひ、実行してみてください。
どうも、最後までお付き合いして頂きありがとうございました。ではまた別のところでお会いしましょう。