
絵の素材探して愛知県刈谷市を中心に「チョコっと旅」してます。
古民家、古い店舗、古い工場、産業廃棄物などなど、
そんな中で今回は、愛知県にある「刈谷市歴史博物館」を紹介していきます。
郷土資料を展示したり、伝統文化の発信をしたりと、
博物館ってーと、堅っ苦しい施設を思い浮かべがちなんですが、
ここ「刈谷市歴史博物館」は、スタイリッシュな建築美が特徴的で、一見すると
って思えるような作りをしとります。
ここの建築自体が楽しめる、オシャレな空間とか、
地元の祭りに使われる道具が展示されている「お祭りひろば」などなど、
見どころがいーっぱいです!
そんなこんなで解説して行きますんで、どうか最後までお付き合いしておくんなまし。
愛知県の観光はつまらない?
「うおっと!これって博物館!?」
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。
アクセス
場所:愛知県刈谷市逢妻町4-25-1
電話:0566-63-6100
駐車場 : 81台(身障者用駐車場3台)
身障者用駐車場は、歩行が困難なお年寄りやけが人、車いすを利用してないが内部に障害をお持ちの方、妊産婦・乳児をお連れの方などのための駐車場です。
営業時間:
土曜日9時00分~17時00分
日曜日9時00分~17時00分
月曜日定休日
火曜日9時00分~17時00分
水曜日9時00分~17時00分
木曜日9時00分~17時00分
金曜日9時00分~17時00分
駐車場利用可能時間 : 午前8時45分~午後5時15分まで
※上記時間以外は閉鎖されるので注意して下さい。
休み:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始など

刈谷市の歴史や文化を学ぶことができる施設として、
2019年(平成31年)3月24日にオープンした「刈谷市歴史博物館」です。
外から建物を眺めると、
「うおっと!これが博物館!?」
と驚いちまうほどおしゃれで洗練された佇まいです。
博物館内では日常喧騒から離れて、
くつろげるように工夫されてます。
思いっきり開放的なロビーからは、外の風景を遮るように木とか小山、石垣を建物の周りにあえて配置してます。

「刈谷市歴史博物館」主な見所
・建築美
・空間の演出
・お祭り広場
・歴史広場
・イベント色々
などなど、
順番に紹介して行きますんでどうぞ、
愛知県の観光はつまらない?
細部にこだわった建築美は必見!
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。

2019年(平成31年)3月24日にオープンした「刈谷市歴史博物館」
最初は大した事なくね?なんて思ってたんだけど、行ってみれば想像以上の作りにビックリ!!
建物の前に立って、
て、しばらく立たずんでたら、目の前にあるドでっかい扉がズゴゴゴーっって感じにおごそかーに開きました。

扉を抜けるとエントランス先にまた扉

はい、良い子の皆さんはそんなことご心配無く。
太っ腹なここ刈谷市は、こーんなすんげー施設の入場も無料っす。
で、「刈谷市歴史博物館」の特徴は、なんつってもこの建築美で、
デザインが優れた物事でしか受けられない「グッドデザイン賞」を受賞してます。
エントランスを通り抜けると、
天井が高く開放的なロビーが広がってて、一体何畳くらいあるんやねん?
でもって、どでかい窓から差し込む自然光が気持ち良い!
日当たり最高!!
こんなんで、日照権で揉めるなんてこたーずぇーったいありゃしませんがな。
内装に目を向けると、ちっちゃな木材を組み合わせた天井と床、レンガで作られた壁が印象的です。

博物館曰く「些細な日常の積層が歴史のうねりをつくる」って、テーマで設計されてんだとか。
こんなシャレた空間なんでカフェでも有りそうな雰囲気ですが、残念ながらそれは在りません。
次の章ではそんな空間の演出を紹介します。
愛知県の観光はつまらない?
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。
レンガ壁から差し込む光が空間を演出。

建物にお金かけ過ぎて内装工事に予算が足らんかったかー!?
壁が穴だらけじゃん
これはこーゆーデザインなんだよ

↓「歴史広場」展示室前から見たレンガ壁

上記の画像に見えるように、2階の展示室へ続く吹抜け階段のレンガ壁には、織物をイメージした透かし模様が入ってて、「歴史広場」っていう展示室前の通路に程よく自然光を入れる役割を果たしています。
「刈谷市歴史博物館のような展示スペースや収蔵資料に限りがある地方博物館は、一度お越しになった方に再訪してもらうのが難しく、いかにリピーターを増やすかが課題。当館では館内全体が開放的で居心地の良い空間となるよう設計されています」
と教えてくれた刈谷市歴史博物館館長の田代英徳さん。
引用文、引用元:株式会社キャッチネットワーク(取材:岩井美穂/2021年9月取材)
で、お次は展示物の数々を紹介をします。
愛知県の観光はつまらない?
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。
居並ぶ刈谷市の祭り道具!!「お祭り広場」
刈谷市歴史博物館でアテンションプリーズな場所の1つが、
地元の祭りの臨場感が味わえる「お祭りひろば」
祭りそのものが愛知県の無形民俗文化財に指定されている
「刈谷万燈祭(かりやまんどまつり)」の万燈や、
↓万燈いろいろ



刈谷市の有形民俗文化財に指定されている「刈谷山車祭」の山車など、
刈谷市で開催される祭りに使われる道具が、ところ狭しと並んでいます。
「刈谷市歴史博物館」から、いざ行かん!山車祭りへ!!

こっちは、市原稲荷神社の祭礼のひとつ大名行列と一緒に行われる山車祭で実際に使われる肴町と新町の山車。
高さは5m以上もあり、真っ赤なたれ幕と黒い漆、
でもって金箔で彩られた装飾が豪華絢爛!
以前は市内の倉庫で保管されてて、
普段見ることは出来なかったんですが、
「刈谷市歴史博物館」のオープンを機にこちらに移され、いつでも見られるようになったんですね。
ただ残念な事に、昨今のコロナ禍でお祭りが開催できなくて、
こちらへ来てからまだ出番を迎えたことがないんですね。
ここ刈谷市歴史博物館から晴れ舞台へ出陣する日が、近いうちに来るといいな。
愛知県の観光はつまらない?
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。
刈谷市の激動の歴史が今ここに!?「歴史ひろば」
でもって、常設展示コーナー「歴史ひろば」へ。

縄文時代、江戸時代、近代と刈谷市の転換期となる3つの時代に分けて、
当時の暮らしや刈谷市の発展の様子が学べます。

愛知県下でも屈指の縄文遺跡数を誇る刈谷市で発掘された土器とか生活道具、
江戸時代の刈谷城と城下町の様子を復元したジオラマが展示されているほか、
刈谷の発展のカギとなる豊田自動織機で製作された実物の自動織機などを見学することができます。
刈谷城のジオラマをARで体験



「歴史ひろば」で目を引くのが、刈谷城を中心とした城下町が広がるジオラマなんですが、
自分のスマホやタブレットに「ポケット学芸員」って言う無料アプリをダウンロードすると、いつでもどこでもネットさえ繋がれば展示の解説を楽しむことが出来るんだなこれが。
ジオラマの手前に読み取り用のバーコードがあるんで、かざせばすぐに使えます。
(2021年1月から刈谷市歴史博物館で導入)
スマホを持ってない方には、タブレットを貸し出してくれます。
(受付に申し出て下さい。館内での限定利用になります)
刈谷城って天守閣がなく、北西と南東に隅櫓があって、周りを土塀で囲んで本丸を形成してました。
海に面した地形に建っていたことが特徴的な刈谷城なんだけど、
建物とか石垣などは残ってなくて、
残念なことに、刈谷に城があったことを知らない人も多いです。
来て、見て、触って「刈谷市歴史博物館」
刈谷市の転換期から刈谷市のお祭りまで、刈谷市の歴史や文化を、見て、触って、体験することができるのがここ「刈谷市歴史博物館」なんだ

それでは、今回のあとがきとして、
愛知県の観光はつまらない?
「刈谷市歴史博物館」ここにあり。
あとがき

「刈谷市歴史博物館」主な見所
★建築美
・デザインが優れた物事でしか受けられない「グッドデザイン賞」を受賞。
★空間の演出
・2階の展示室へ続く吹抜け階段のレンガ壁には、織物をイメージした透かし模様。
★お祭り広場
・地元の祭りの臨場感が味わえる。
・居並ぶ刈谷市の祭り道具。
★歴史広場
・縄文時代、江戸時代、近代と刈谷市の転換期となる3つの時代に分けて、
当時の暮らしや刈谷市の発展の様子が学べる。
・「ポケット学芸員」って言う無料アプリで、展示の解説を楽しむことが出来る。
★イベント色々
・週末には、ものづくりなんかを楽しみながら歴史を学べる歴史体験講座とか、
3カ月ごとにテーマが変わる簡単工作などなど、さまざまな催しを行ってる。
いかがでしたか、愛知県のオススメ観光スポット「刈谷市歴史博物館」
どうも、最後まで読んで頂きありがとうございました。
またどこか別のところでお会いしましょう
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